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ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団の音楽を聴いて彼らに興味を持ち、その活動を日本のアートマネジメントにかかわっている方にも伝えたいと思った私。その過程で日米のアートマネジメントの違いを感じました。

それは、アメリカのアートマネジメントはアートにくっついているが、日本のアートマネジメントはアートから独立して存在するということです。

具体的にご説明しましょう。

【アメリカ:サンフランシスコ交響楽団の場合】
ミッション:ハイクオリティの音楽を提供する
      ベイエリアの文化生活を豊かにする

そのためのサンフランシスコ交響楽団の音楽(=ソフト)

この音楽を実現するためのマネジメント

ここでは、マネジメントは彼らの音楽を実現するためのものですから、サンフランシスコ交響楽団のマネジメントにとって、彼らの音楽は他では代用できない存在です。


【日本:公共ホールの場合】
ミッション:地域の文化生活を豊かにする

そのための公共ホールの役割(=ハード)

それに適した芸術(=ソフト)

ここでは、マネジメントは公共ホールというハードに存在していて、芸術はホールが提供するサービスのポートフォリオに組み込まれて存在します。したがってホールにとって個々の芸術は入れ替え可能なものです。

【日本:アートNPOの場合】
ミッション:社会的問題の解決(地域活性化・高齢者・子どもなど)

そのためのアートNPOの役割(コーディネート・橋渡し的役割)

手段となる芸術(=ソフト)

ここでは、芸術は社会的問題を解決するための手段として存在します。したがって、ここでもその社会的問題の解決にとって、個々の芸術はこれでなければという存在ではありません。


もちろん日米双方で、ここであげたのとは違うパターンがあると思います。しかしながら、日本のアートマネジメントの人材は、圧倒的にホールやNPOなどの中間団体に存在するように思われます。主役であるアートの中身をどう発展させていくのかということと、アートマネジメントの間に距離があるように感じられるのです。

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プロフィール
 

潮 博恵

Author:潮 博恵
MTT&SFSの音楽センスと革新的な活動に感銘を受け、ブログを開設。

【続・徹底研究】ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団で、よりわかりやすく彼らの活動と最新情報をご覧いただけます
続・徹底研究MTT&SFS


著作権分野の英文契約書作成等の行政書士をやっています。
うしお行政書士事務所

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