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今日は、「春の祭典」の録音を徹底比較です。

これを聴くと、ティルソン・トーマス(MTT)はとにかくこの曲が大好きなのだということが伝わってきます。

特に、サンフランシスコ盤。ティルソン・トーマスはずっと長い間、こういうことをやりたかったのだろうと思わずにいられない、積年の思いを発露したかのような徹底した演奏と、凝りに凝ったCDやブックレットなどのデザイン。

これが、あのマーラーに続いていくかと思うと、その執念にもはや言葉なし。

さて、演奏に話を移すと、まず 【1972年(28歳)ボストン盤】

ストラヴィンスキー:春の祭典 ストラヴィンスキー:春の祭典
デュトワ(シャルル) トーマス(マイケル・ティルソン) (2006/11/08)
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このとき、既にティルソン・トーマスのハルサイになっています。全体的な曲の構想は、この時点でもう固まっていてその後も迷いがありません。

ボストン響は、ところどころ音色の深みや表現力の豊かさなどでうまいと感じさせるものの、sacrificial danceなどで詰めが甘い。

そして、【1998年(54歳)サンフランシスコ盤】

ストラヴィンスキー : 春の祭典&火の鳥 ストラヴィンスキー : 春の祭典&火の鳥
サンフランシスコ交響楽団 (1999/03/25)
BMG JAPAN
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CDジャケットの表は、いつものようにMTTですが、裏や中がとってもアーティスティックでおしゃれです。

演奏の方は、よけいなものが削ぎ落とされて、非常に研ぎ澄まされた印象です。テンポもリズムも表現も、あるべき姿へと収束していった感じで、説得力があります。

オーケストラは、ボストン響に比べると、やはり音が明るく、軽め。アンサンブルの緻密さを感じます。

狙ったところにズバッとはまるリズムの精度が、もうこれはMTT&SFSにしかできないと思います。

プロデューサーがマーラーシリーズと同じ人なので、録音も音の瞬発力みたいなものがリアル。

最後に、【2006年(62歳)  KEEPING SCORE 】での演奏。

Keeping Score: Rite of Spring Keeping Score: Rite of Spring
Stravinsky、Sfs 他 (2006/11/14)

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こちらの演奏は、サンフランシスコ盤のCDと基本的に同じ路線です。

音声が5.1サラウンドなので、細かい打楽器の音などはCDの方が楽しめます。

しかし、曲の素晴らしさを伝えるという点において、彼らの活動の集大成だと思うので、ぜひ多くの方に見ていただきたい。

クラシック音楽の裾野を広げるとか、音楽の魅力を伝えるとはどういうことなのかについて、一石を投じていると思います。
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プロフィール
 

潮 博恵

Author:潮 博恵
MTT&SFSの音楽センスと革新的な活動に感銘を受け、ブログを開設。

【続・徹底研究】ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団で、よりわかりやすく彼らの活動と最新情報をご覧いただけます
続・徹底研究MTT&SFS


著作権分野の英文契約書作成等の行政書士をやっています。
うしお行政書士事務所

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