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2/10のNHKBSクラシックロイヤルシートは、メルビッシュ音楽祭2005の「メリー・ウィドゥ」でした。私はこのプロダクションに行きそびれたので、テレビでやってくれてうれしかったです。

なぜ行きそびれたかというと、この音楽祭を甘く見ていたから。

7~8月の1ヶ月半もほぼ毎日やっていて、キャパシティが6,000もあるのだから行けば見られるのだろうと思っていました。

だから最初にウィーンのホテルで「皆1年前からチケットを買っていて無理」と言われたときは信じられず、ウィーンからのツアーをやっている現地の旅行会社に確かめに行ったくらいです。

すると、チケットは隅っこの席が少しだけ残っていたのですが、ウィーンからのツアーバスが満席でやっぱりだめでした。

そして昨年、ようやく行くことができたのですが、座布団と虫除けスプレー持参の常連さんでいっぱい。帰りにくぐるゲートには、来年の演目が大きく書かれ「お楽しみに!」となっています。1年前は嘘ではなかったのでした。

さてどんな音楽祭かというと、ウィーンから約100キロ離れた町の湖上で、フォルクスオーパーのメンバーによってオペレッタを上演しています。

湖は非常に風光明媚。周りに何もないので、上演中に空を見上げると星がくっきり見えます。劇場だと、歌手のメイクとか出ている腹なども目に入ってきますが、野外は遠目なので、もう美男美女にしか見えない。繰り広げられる恋のさやあてと星空と湖のロケーションで、ロマンチックな世界にどっぷり浸れます。

歌も踊りもオペレッタのプロフェッショナルによる絢爛豪華な舞台は、大人のとっておきの楽しみといった感じです。

最後は花火でドーンと盛り上がって、幕。

この音楽祭で一番強く感じたことは、湖が風光明媚だから落下傘的に音楽祭をやっているのでは全くないという点です。

そこにはフォルクスオーパーを中心とした、オペラとは別のオペレッタの文化が根づいていて、オペレッタファンがしっかりいるから、この音楽祭が成り立っているということ。やはりこれは、年月をかけて醸成されたものなのだろうと思います。

時間がかかってこそ文化。最近日本では、文化で町おこしとか地域を再生しようという取り組みが増えていますが、即時的な集客数などの成果だけを求めるのではなく、長い目で土壌をつくるような活動になっていくことを祈っています。
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潮 博恵

Author:潮 博恵
MTT&SFSの音楽センスと革新的な活動に感銘を受け、ブログを開設。

【続・徹底研究】ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団で、よりわかりやすく彼らの活動と最新情報をご覧いただけます
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著作権分野の英文契約書作成等の行政書士をやっています。
うしお行政書士事務所

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